こんにちは、シンカライナーの宇野です。
久々のブログの更新です。
今日は「勉強とは何か」を考えてみたいと思います。
まず、一般的な学生時代の「受験勉強」と大人になってからの「実践的な勉強」の違い。
受験・学校の勉強
「高得点を取ることが重要」
・知識量が大きなウエイトを占める
・科目ごとの「点数を取る」勉強
・平等な正解が存在する
大人の実践的な勉強
「何のために勉強するかが重要」
・知識量は大きな問題ではない
・共通の科目や点数は存在しない
・平等な正解は存在しない
(引用:EIWA BOOK 最強の勉強術)
みなさん、この違いを見てどう思われますか?
僕はこれ見て、こんな風に考えるから「受験・学校の勉強」って面白くないんだな、と思ってしまいます(笑)これだと一体誰のための、何のための勉強かわからなくなって当然ですよね。
一方で「目的」ありきの実践的な勉強も、視野が広がるようで、「役に立ちそうにないことは勉強しない」というのはちょっと寂しい気もしますね。
なんだかわからないけど、気になった本を読んでいて、偶然面白さを発見するということは往々にしてあることだと思うので。
そこでもっと本質的な「勉強」って何だろうな、と考えてみました。
なかなか難しい問いですが、「料理」に例えてみると分かりやすいかもしれない。
なぜ、料理をするのか、それは「空腹」を満たすため。人間の生存本能ですよね。自分の空腹かもしれないし、あるいは他者の空腹かもしれません。
空腹を満たすためには、まず地球上にあるものから「食べられるもの」を知らなきゃいけない。そして次に調理するための道具の使い方を学ぶ。
具材と道具が揃えば、ひとまず料理は形にはなって空腹は満たすことができる。
でも、僕らはここで満足はしない。空腹を満たせるようになってくるうちに、もっと栄養価の高いもの、もっと美味しいものを食べたいという欲求が湧いてくる。
想像力を使っていろんな組み合わせを考えて、とにかく試してみる。食べて健康になれたり、美味しくできたりすると嬉しいから、その欲求はどんどん加速する。
そのうち「料理がうまい!」ってことで人気者になって、場を共有できる仲間も増えてくる。そうすると欲求を満たすこともそうだけど、美味しいものを作ろうとする、そのプロセスがどんどん楽しくなってくる。
・・・多分、勉強もそういうことなんじゃないか、と思うんだけど伝わったかな?
ちょっとわかりにくかったかもしれない(笑)
つまり「学ぶ」ということは、人間にとっての生存本能なんだけど、「人生をより味わいたい」という欲求は終わりのないものなんですね。
だから人は学び続ける。そして、「学び」を通して成果が生まれるともちろん嬉しいし、試行錯誤を繰り返していくそのプロセスで仲間も増えて、どんどん楽しくなってくる。
だから本来「勉強」って楽しくてワクワクするもの、なはずで学校や塾が勉強のワクワク感を殺してしまっているのであれば、それは残念なことですよね。
もっとワクワクするまなび場を創りたいな〜、と思います!!
では今日はこれで!