こんにちは。シンカライナーの宇野です。
冒頭から「ぶっ壊そう」だなんて、物騒なタイトルですが、、笑
本当に価値のある教育を提供するには未来を考え、
自らの内側から(破壊し)変容していくことが必要だと考えています。
さて、そのような考えから先日、保護者対話会を実施しました。
一般的な塾に多いのは一方的に授業の方針などを説明する保護者に対する【説明会】ですが、
シンカライナーでは【対話会】を実施しました。
【なぜ、対話会なのか?】
今、僕が肌で感じていることは、教育がどんどん時代遅れになっていっている、ということです。
スマホが普及したと思ったら、今度はAI、ヴァーチャル・リアリティ、仮想通貨、ブロックチェーンとどんどん技術は革新されいますし、リアルタイムで情報も世界各国、行き渡るようになりました。
その中で、人の働き方もどんどんと変わっていっています。
これまで多くの仕事場で必要とされていた「指示通り正確に任務をする」といったプログラムできることはソフトウェアが代替するようになり、例えば自動運転など、まさに今大きく変わろうとしていますが、人の仕事はどんどんなくなっていっています。
もちろん未来を予測することはできませんが、確実に言えることは今の子どもたちが大人になる頃、彼らは今とは全く違う働き方や生き方をしているのです。
僕が高校生の頃はスマホなんてなかったし、TwitterもInstagramもFacebookもなかった。VRや自動運転など、もっと先の未来だと思ってた。たった十数年の間に、世の中はとんでもなく変化しているのです。
そんな中、教育は全然変わってないのです。
なぜなら「未来の教育」を提供できる人がいないのです。
時代のスピードに教師を育成したり、教育制度、社会のマインドを変えるスピードが追いついていないのです。
まずいな、、と思う一方で、これはチャンスが来たのだと僕は感じています。
未来がどうなるかわからないけど、これだけ変化が大きいということは、素晴らしい「未来を創れるチャンス」だと。
しかも社会づくりの根幹である教育はまだまだ変わっていない。これはもう自分たちの手で変えていくチャンスだと。
というわけでシンカライナーは貪欲に「未来を創る」新しい教育に取り組んで行きたいと考えています。
これまでの東大生個別指導塾シンカライナーをぶっ壊し、新しいシンカライナーの在り方をどんどん模索していく。
まずは自らの内側を破壊し、そこから新しいモノを生み出していく。そんな取り組みをしていきたいと思います。
その革新的な取り組みの第一歩が「保護者対話会」でした。
この対話会の意図はシンカライナーの保護者の方と未来の教育を考えていくという場を創るということです。
一方的に教育を提供するのではなく、なるべく保護者の方も参画できる場を創っていくこと狙っています。
例えば今回の保護者会では「親子コミュニケーション」についてフォーカスして対話をしました。
僕は親子関係や友人関係だけに限らず、様々な社会問題の本質的な課題はコミュニケーションであり、その在り方をアップデートしていくことで、多くの問題が解決されると考えています。
特に僕が注目しているのはNVC(Nonviolent Communication)で、日本語訳すると非暴力コミュニケーションといいます。
簡単に言うと、NVCは「自分と相手の感情やニーズ(大事にしたいこと)をしっかりと掴んで、互いのニーズを満たしていくための対話法」です。自己共感や他者共感を意識的に行えるようになるので、感情的なぶつかり合いがなくなり「非暴力」コミュニケーションと言われています。
このコミュニケーション手法は最近マイクロソフトのCEOが全社員に導入するように伝えたことで一躍注目を浴びましたが、僕もこのコミュニケーション手法を学んでからは随分と生活の質が変わった気がします。
NVCについての具体的な説明は当塾のメンター担当の和くんが詳しいので、彼に譲るとして、、、
今回、保護者の皆さんとの対話の中でNVCの考え方を共有させていただいたところ、予想通りものすごく反響がありました。
親子のコミュニケーションが変われば、きっと日々の生活の質も変わっていくように思うので、本格的に親子のコミュニケーションに関する講座も開催していこうと考えています。
これも未来の教育のひとつとなるでしょう。
もちろん今まで通り勉強も教えますが、それよりも大切なことがあると言いきって良いでしょう。
それは「じぶんの未来を創る力を育てる」ということです。
未来がどんな風に変わっていっても、じぶんで未来を創ることができれば、怖くないし、きっとすごく楽しいでしょう。
この【シンカライナーをぶっ壊そう企画】、ぼくも先が読めませんが、トコトコンやってみようと思っています。
皆様も是非、参加していただけると嬉しいです!!