生徒が宿題をやってこなかったらどうする?双方向の対話をしよう。

こんにちは。

今日のテーマは「双方向の対話」です。

私たちが採用しているコーチング型指導の目的は目標達成を支援することで、生徒を長期的に成長させることです。長期的な成長とは、生徒が目標達成までのステップを着実に上がりながら、常に目標達成に向けて挑戦し続けている状態を指し、最終的には講師のサポートなしでも自らの頭で考え行動を起こし、目標に向かって自走できる状態になることを目指しています。

生徒がそのような理想の状態になるためには、日々の授業の中で双方向の対話をすることが重要です。双方向の対話とは、対等の立場で相手の言葉を受け、自分の言葉を返す、という繰り返しのコミュニケーションになります。

例えば次の会話を見てみましょう。

ライナー君:すいません、先週約束した宿題できませんでした。
シンカ先生:またやってこなかったのか。でもライナー君にとってその宿題は重要なはずだよね?
ライナー君:はい。
シンカ先生:わかってるんならちゃんとやりなよ。なんでできないの?なぜやろうとしないの?
ライナー君:はい、すいません。。

このケースでは、講師側は強い先入観や正解ありきの誘導的な質問を投げかけています。講師は目標達成のために宿題は絶対やってくるべきだという強い価値観を持っていて、宿題をやってくることを約束させよう、という着地点ありきの対話になっています。これでは双方向の対話とは言えません。

では双方向の対話が成立しているケースを見てみましょう。

ライナー君:すいません、先週約束した宿題できませんでした。
シンカ先生:何か理由があったのかな?
ライナー君:部活が忙しくて、夜は眠くなっちゃって結局手をつけられませんでした。
シンカ先生:それは大変だったね。毎日忙しいと思うんだけど、その中でもライナー君が目標に向けて前進するために何か工夫できることはないかな?
ライナー君:うーん。夜はめちゃくちゃ疲れてるから早めに寝て朝の時間なら使えるかもしれないです。あとは優先順位がつけられてないから、それを意識しようと思います。

この会話では講師は生徒と同じ目線でコミュニケーションが取れています。生徒の言葉を受けならが、「問い」を投げかけることで生徒が自ら考える機会を作っています。このような対話を繰り返すことで生徒は自分自身に問いを発し、それに答え、行動するというセルフコーチングが可能になってきます。

今の時代は情報はどんどん更新され、状況も刻一刻と変化するため、他者から言われた通りに行動するという受身型では自己実現に限界があります。生徒が目標や自分自身の成長について、自分の頭で考え、行動を起こして行けるような対話を作り出すことが講師の大切な役割です。

それでは今日はここまで!Grazie!(イタリア語でありがとう)

2019-07-01T15:31:34+00:002019年6月29日|