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2月 2017

失敗を繰り返すことでしか人間は成長できない:小脳が非常に優秀で有能な話

失敗を繰り返すことでしか人間は成長できない:小脳が非常に優秀で有能な話 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

こんにちは。シンカライナーの宇野です。

ここ数ヶ月は毎日受験生の指導がラストスパート。

それ以外ほとんど何もできない手一杯の状態が続いています。。

ブログもほとんど更新できませんでした。

でも今日は、とある受験生の指導をしていて、なるほど面白いなぁ、

と思ったことがあったのでブログを書きたいと思います。

それは成蹊大学の国語の受験問題だったのですが、、

小脳が非常に優秀で有能だという話でした。

一体「小脳」の何が優秀なのか?

小さくてあまり役立ちそうにないのですが(笑)

小脳というのはそもそも平衡感覚を司っている他に、

人間の知覚と運動全般の関係を取りまとめているようです。

そんな小脳の何が優秀で有能なのか、、というと、

実は小脳には「失敗を記憶しない」という特徴があるからなのです。

例えば、最初から自転車に乗れる人なんていないですよね。

最初は誰もが何度も転んで、失敗を繰り返しますが

ある日突然「乗れた!」というバランス感覚を掴みます。

そして、その成功体験を得ると不思議なことに、そこからは簡単に自転車に乗れちゃいます。

そしてもっと不思議なことは、今度は転ぶことが難しくなるのです。

実はこの理由は小脳が「失敗を記憶せず、成功体験だけを記憶する」からなのです。

小脳は意識の深いところで「成功」と「失敗」を区別していて、

成功体験だけ記憶するように最初からできているのですね。

なぜそうなっているのか。

それは「失敗を繰り返すことでしか人間は成長できないから」なのです。

もし失敗する度に記憶に刻まれてしまえば、

次の挑戦が億劫になってしまうし、成功体験と混ざってしまって残りにくいですよね。

小脳が「失敗は無視」してくれるおかげで、僕たちは何度も失敗ができるわけです。

そういう意味で小脳というのはとても良く出来ているんですね。

日本には何となく失敗は許されないような文化がありますが、

「失敗すること」って成長するためには、必要不可欠なことですし、

逆に失敗しないと人は成長しないのだから、

本当はもっともっと貪欲に失敗していいんでしょうね。

そしていつかは「出来た!」という感覚と出会って、一生その人の中に残っていくのだと思います!

努力しないと、失敗もできません!

最高の人生を送るために、どんどん努力して、貪欲に失敗をしていきましょうね!