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12月 2016

年末のご挨拶

年末のご挨拶 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

こんにちは。シンカライナーの宇野です。

今年も残すところ僅かとなりました。受験生の皆さんは毎日が必死の戦いですね。。。

そんな受験生を見ていると高校三年生の冬を思い出します。今からもう10年も前のことです。

センター試験を目前にして、生まれて初めてクリスマスもお正月もない冬を過ごしました。

せっかくの高校生活の最後だというのに毎日勉強していたので自習室の記憶しかありません。覚えていることといえば、毎日大量のブラックサンダー(チョコレート)を食べていたこと、鏡に向かって「絶対受かる」と自己暗示すれば受かる、と言う塾の先生の言葉を鵜呑みにして毎晩ふらふらの自分に暗示をかけていたことぐらいです。(でも効果は多少あった気が。。)

受験勉強を始めた当初は「受験勉強がどれほど役に立つのか?」「なぜ勉強しなければならないのか?」「大学なんて行く意味があるのか?」そんな気持ちでいっぱいでした。高校2年の頃に海外の学校に通っていたので、日本特有の「とにかく偏差値の高い大学へ行け」という教育システムに疑問を抱いてしまったのです。

しかし、高校3年の梅雨明けのある日「考えてもわからないから、とにかく頑張ってみよう。大学にも行ってみよう。」と心を切り替えることができて、それからは毎日必死で勉強しました。模試の結果が出るたびに一喜一憂し、悔しさを糧に努力を続けました。

それから10年も経つのですが、振り返ってみて「受験をしてよかったな」と思えることが3つあります。一つは大学で多くの出会いと発見がありました。自分の視野も大きく広がったと思います。世界は想像していたよりもずっと広いんだ、と可能性を感じることができました。

もう一つは「本気を出す」という経験を積めたことです。本気というのは、目の前に大きな困難がないと出すことができません。本気を出して物事に取り組むのは大変ですが、それは必ず人を成長させてくれます。そして、この本気を出した経験は、これから先、皆さんの人生に大きな壁が現れた時、きっと助けてくれると思います。

そして最後の一つは「何事にも興味を持つ力」を養えたことです。人間は興味を持てないことを嫌々やっても成長しません。僕は古典が嫌いでした。でもやらなければいけません。だから最初は漫画で勉強したり、面白い参考書を探してなるべく興味を持てるようにしました。苦手科目があったら、無理にでも「面白いこと」を探す訓練をしてみてください。自分で工夫して、少しでも興味を持てるようにすれば、道は次第に開けていくと思います。

自分の意思で決めたことは、どんな事でも一生懸命やれば必ず、価値を生み出すと思います。今、不安を抱えている受験生は、安心してください。一生懸命やれば、必ず得るものがあります。皆さんが最後まで本気を出し続けられるよう、正しい努力ができるよう、私たち講師陣も最大限のサポートをしていきたいと思いますので、諦めずに頑張ってくださいね。

ところで皆さんのゴールは受験よりもずっとずっと先にあります。例えば17歳の人の人生を24時間で表わしたら、今、明け方5時50分なんです。だから受験生ではない生徒の方も、この冬「自分は将来何を仕事にしたいかな?」「何を勉強してみたいかな?」と自由に考えてみてください。将来のことなんて全然わからねーよ!っていう人は自分の好きな事や、なぜそれが好きなのか、何を続けていきたいのかを考えてみてください。

今年1年間、生徒の皆さんと時間を過ごせてよかったと思います。また保護者の皆様、当塾へのご理解、ご協力を頂き本当にありがとうございました。2017年、シンカライナーは今年よりも、もっともっと良い学びの環境を作るために努力していくことをお約束します。それでは良いお年をお過ごし下さい!

【英語勉強法】Kindleで洋書を読む!

【英語勉強法】Kindleで洋書を読む! 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

こんにちは、シンカライナーの宇野です。

今日は英語の勉強法のお話です。

皆さんは、どんな風に英語を勉強していますか?

僕自身は、海外の友人と話す、洋画を字幕付きで見る、洋書を読む、といった方法で日々英語に触れています。

さて、その中でも、「英語で洋書を読むこと」は、とても効果的な方法だと思います。

僕が初めて読破したのは、”Harry Potter and the Half-Blood Prince”(邦題:ハリーポッターと謎のプリンス)でした。

2005年の発売当時、オーストラリアの高校に留学していたのですが、本が発売された瞬間、学校のどこを見ても生徒がハリーポッターを読んでいるという現象を目の当たりにし、それなら僕もと読み始めたのがきっかけです。

ご存知の通り、ハリーポッターは長編小説なので、留学したばかりの僕には、知らない言葉や文法がたくさんり、とても難しかったことを覚えています。

それでも毎日少しずつ辞書を片手に2ヶ月ほどかけて、読み切りました。「長編ハリーポッターを読みきった!」という経験のおかげで自信がつき、英語に対する抵抗感がなくなったような気がします。

その後、留学中に読んだのは村上春樹の「海辺のカフカ」の英語版”Kafka on the Shore” です。

村上春樹の作品を読んだのは、この時が初めて。全てを理解したとは言えなかったものの、それでも彼の世界観に夢中になり日本に帰国してからは村上作品は全て読みました。

それ以来、英語の勉強といえば映画を見るばかりで、ほとんど洋書を読むということをしていなかったのですが、なんだか久しぶりに洋書を読みたくなり、Kindleを購入してSidney Sheldon という作家の”The Other Side of Midnight”  (邦題:真夜中は別の顔)という本を読みました。

なぜ、わざわざKindleを購入したかということ、次のようなメリットがあるからです。

・辞書機能がある(超便利)

洋書を読み進めていくと、どうしても知らない単語が出てきます。その度に辞書を調べるのが億劫だったのですが、kindleには辞書機能がついているので、kindle一つあれば読み進めることができる。しかも英英辞典やハイライト機能(気になった文章を保存する機能)もあるので、勉強しやすく重宝してます!

・安い

書店で輸入の洋書を買うと高くつきますが、kindleであればダウンロードなので、安いものは500円程度で洋書を購入できます。

・薄くて軽い

洋書は分厚くて重いものが多いのですが、kindleは薄くて軽いので便利。

・暗いところでも読める

kindleのディスプレイは目に優しく(本物の紙みたいな感じ)光るので夜、寝る前にも読みやすい。

僕はどちらかといえば、「本は紙で読むもの、、」という古いタイプの人間ですが、洋書を読むのに限ってはkindleを活用するのが良いと思います。

ちなみに”The Other Side of Midnight”  はかなり面白かったので、ついつい彼の他の作品を購入して読み始めてしまいました。

皆さんも是非、kindleで洋書を読んでみてくださいね!