勉強計画法②

勉強計画法② 「PDCAサイクル」

 

 次に紹介するのはPDCAサイクルです。初めて聞く方には「何のことだろう?」と思われるかもしれませんが、これも事業における管理業務や、ソフトウェア開発などで使われている手法で、あらゆる分野で、自分が目指す目的地に近づいていくのに役立ちます。

 さて、PDCAとは、Plan、Do、Check、Actionの頭文字をとったものです。

 

P = Plan(計画する)

D = Do(実行する)

C = Check(評価する)

A = Action(改善する)

 

 目標の例を実際に見ながら、このサイクルにあてはめてみましょう。1ヶ月で問題集を3周する、という目標を立てたとします。この目標を達成するために、1日に8ページずつ進めようと計画を立てます。これがP = Planの段階です。この計画にもとづいて、実行します(D = Do)。しかし途中から問題がむずかしくなり、1日6ページしかできなくなってしまいました。また解説を読んでいる間に寝てしまうこともあり、なかなか思うように進められません。そこで、目標が達成できているかを適切なタイミングでチェックします。まず、最初に立てた目標は達成されていないことを確認し、その原因を探ります。点検していくと、目標設定やスケジューリング、勉強法に無理があったかもしれない、ということが見えてきます。これがC = Check、自ら立てた目標に対する行動の結果を評価する、という過程です。この過程によって、初期の目標を改め、より現状に適した目標を設定し直すことができます。1ヶ月で問題集を3週することはむずかしいと判断したので、2周することを目標にしたり、夜は眠くなってしまうのでなるべく早い時間帯に勉強時間を設定したり、さらに問題集の使い方を工夫したりするなど、目標を実現するためのやり方を修正し、改善していきます(A = Action)。

 

 最初に立てた計画が思い通りに進んでいくことはなかなかありません。しかし大事なことは、それを実行可能なものに設定し直し、最初に自分が目指していた目的地に近づいていくことです。あなたも計画を立て、実際に勉強していく過程で、このPDCAサイクルを意識してみてはどうでしょうか。

 

2016-10-05T04:56:34+00:002016年10月5日|