勉強計画法①

勉強計画法① 「SMART」の法則

 

 勉強のスケジュールを立てる時に参考になる、いくつかの法則を紹介します。まずは「SMART」の法則。実際にビジネスの領域でも広く用いられている法則で、目標設定にあたってどんな分野にも応用できる法則です。

 SMARTとは、Specific、Measurable、Achievable、Realistic、Timelyの頭文字をとったもの。その項目をひとつずつ説明していきましょう。

 

S = Specific(具体的である)

M = Measurable(計測可能である)

A = Achievable(達成可能である)

R = Realistic(現実的である)

T = Timely(期限が明確である)

 

 例えば、「英語の点数を上げたい」と思った時、SMARTの法則にのっとって、どのように目標を設定していけばいいでしょうか。まずはS = Specific、具体的であること。目標は抽象的な事柄を避け、なるべく具体的なものにします。英語における自分の弱点を見つけ、単語をもっと覚える必要があると感じたら、例えば「1日に単語を30個ずつ覚える」、という目標を設定します。自分の力が向上しているかどうかは、自分が立てた目標をクリアできたかどうかを判断できることが大切ですので、M = Measurable、計測可能であることも必要です。もし計測がむずかしい内容であれば、自分の力が本当に向上しているかどうか、自信がもてなくなってしまうからです。目標に向かって一歩ずつ確実に近づいているという実感をもつには、結果が数値化できる方がいいでしょう。単語テストなどで高得点を取ることができれば、自分が確実に単語を覚えたことを実感できるでしょう。

 あまりにも高い目標を設定してしまい、結局続けられなくなってしまうようなことは、多くの人が経験したことがあるでしょう。目標を設定する際には、あくまでそれが達成可能であるか、つまりA = Achievableかどうかにも留意しなければなりません。自分にとって1日に覚える単語の量は、50個は多いけれど、30個ならなんとか覚えられそうだ、というように、あまり無理のない目標を設定するのが、目標に向かって努力を持続させるコツです。

 R = Realistic、現実的であるかどうか、という視点から目標を設定するのも不可欠です。例えば、「200点満点の期末テストでは何としても180点取る」という目標を立てたとします。中間テストの点数は110点。期末テストで高得点を取るには、広い出題範囲をくまなくカバーしなければならないけれど、現時点では理解ができていない箇所が多い。単語を覚えたり、構文をしっかり理解したりするなど、日々の勉強の積み重ねも必要だと感じる。そんな場合は、最低でも150点は取る、という目標を設定し、そのために確実に点数が取れそうな問題をしっかりと押さえられるように、授業の復習をしっかり行ったり、毎日取り組む問題数を決めたり、というような対策を立てましょう。

 そして最後に、T = Timely、期限が明確であること。期末テストが2週間後に迫っているならば、それまでに復習すべき内容を把握し、1日ごとに勉強する範囲を決めて取り組めば、効率よく勉強できるでしょう。

目標を達成するためには、正しい目標設定が不可欠です。あなたもこのSMARTの法則を使って、自分の立てた目標をチェックしてみてください。そして自分が立てた目標をひとつずつクリアしていきましょう!

 

 

2016-10-05T04:56:01+00:002016年10月5日|