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2016

年末のご挨拶

年末のご挨拶 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

こんにちは。シンカライナーの宇野です。

今年も残すところ僅かとなりました。受験生の皆さんは毎日が必死の戦いですね。。。

そんな受験生を見ていると高校三年生の冬を思い出します。今からもう10年も前のことです。

センター試験を目前にして、生まれて初めてクリスマスもお正月もない冬を過ごしました。

せっかくの高校生活の最後だというのに毎日勉強していたので自習室の記憶しかありません。覚えていることといえば、毎日大量のブラックサンダー(チョコレート)を食べていたこと、鏡に向かって「絶対受かる」と自己暗示すれば受かる、と言う塾の先生の言葉を鵜呑みにして毎晩ふらふらの自分に暗示をかけていたことぐらいです。(でも効果は多少あった気が。。)

受験勉強を始めた当初は「受験勉強がどれほど役に立つのか?」「なぜ勉強しなければならないのか?」「大学なんて行く意味があるのか?」そんな気持ちでいっぱいでした。高校2年の頃に海外の学校に通っていたので、日本特有の「とにかく偏差値の高い大学へ行け」という教育システムに疑問を抱いてしまったのです。

しかし、高校3年の梅雨明けのある日「考えてもわからないから、とにかく頑張ってみよう。大学にも行ってみよう。」と心を切り替えることができて、それからは毎日必死で勉強しました。模試の結果が出るたびに一喜一憂し、悔しさを糧に努力を続けました。

それから10年も経つのですが、振り返ってみて「受験をしてよかったな」と思えることが3つあります。一つは大学で多くの出会いと発見がありました。自分の視野も大きく広がったと思います。世界は想像していたよりもずっと広いんだ、と可能性を感じることができました。

もう一つは「本気を出す」という経験を積めたことです。本気というのは、目の前に大きな困難がないと出すことができません。本気を出して物事に取り組むのは大変ですが、それは必ず人を成長させてくれます。そして、この本気を出した経験は、これから先、皆さんの人生に大きな壁が現れた時、きっと助けてくれると思います。

そして最後の一つは「何事にも興味を持つ力」を養えたことです。人間は興味を持てないことを嫌々やっても成長しません。僕は古典が嫌いでした。でもやらなければいけません。だから最初は漫画で勉強したり、面白い参考書を探してなるべく興味を持てるようにしました。苦手科目があったら、無理にでも「面白いこと」を探す訓練をしてみてください。自分で工夫して、少しでも興味を持てるようにすれば、道は次第に開けていくと思います。

自分の意思で決めたことは、どんな事でも一生懸命やれば必ず、価値を生み出すと思います。今、不安を抱えている受験生は、安心してください。一生懸命やれば、必ず得るものがあります。皆さんが最後まで本気を出し続けられるよう、正しい努力ができるよう、私たち講師陣も最大限のサポートをしていきたいと思いますので、諦めずに頑張ってくださいね。

ところで皆さんのゴールは受験よりもずっとずっと先にあります。例えば17歳の人の人生を24時間で表わしたら、今、明け方5時50分なんです。だから受験生ではない生徒の方も、この冬「自分は将来何を仕事にしたいかな?」「何を勉強してみたいかな?」と自由に考えてみてください。将来のことなんて全然わからねーよ!っていう人は自分の好きな事や、なぜそれが好きなのか、何を続けていきたいのかを考えてみてください。

今年1年間、生徒の皆さんと時間を過ごせてよかったと思います。また保護者の皆様、当塾へのご理解、ご協力を頂き本当にありがとうございました。2017年、シンカライナーは今年よりも、もっともっと良い学びの環境を作るために努力していくことをお約束します。それでは良いお年をお過ごし下さい!

【英語勉強法】Kindleで洋書を読む!

【英語勉強法】Kindleで洋書を読む! 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

こんにちは、シンカライナーの宇野です。

今日は英語の勉強法のお話です。

皆さんは、どんな風に英語を勉強していますか?

僕自身は、海外の友人と話す、洋画を字幕付きで見る、洋書を読む、といった方法で日々英語に触れています。

さて、その中でも、「英語で洋書を読むこと」は、とても効果的な方法だと思います。

僕が初めて読破したのは、”Harry Potter and the Half-Blood Prince”(邦題:ハリーポッターと謎のプリンス)でした。

2005年の発売当時、オーストラリアの高校に留学していたのですが、本が発売された瞬間、学校のどこを見ても生徒がハリーポッターを読んでいるという現象を目の当たりにし、それなら僕もと読み始めたのがきっかけです。

ご存知の通り、ハリーポッターは長編小説なので、留学したばかりの僕には、知らない言葉や文法がたくさんり、とても難しかったことを覚えています。

それでも毎日少しずつ辞書を片手に2ヶ月ほどかけて、読み切りました。「長編ハリーポッターを読みきった!」という経験のおかげで自信がつき、英語に対する抵抗感がなくなったような気がします。

その後、留学中に読んだのは村上春樹の「海辺のカフカ」の英語版”Kafka on the Shore” です。

村上春樹の作品を読んだのは、この時が初めて。全てを理解したとは言えなかったものの、それでも彼の世界観に夢中になり日本に帰国してからは村上作品は全て読みました。

それ以来、英語の勉強といえば映画を見るばかりで、ほとんど洋書を読むということをしていなかったのですが、なんだか久しぶりに洋書を読みたくなり、Kindleを購入してSidney Sheldon という作家の”The Other Side of Midnight”  (邦題:真夜中は別の顔)という本を読みました。

なぜ、わざわざKindleを購入したかということ、次のようなメリットがあるからです。

・辞書機能がある(超便利)

洋書を読み進めていくと、どうしても知らない単語が出てきます。その度に辞書を調べるのが億劫だったのですが、kindleには辞書機能がついているので、kindle一つあれば読み進めることができる。しかも英英辞典やハイライト機能(気になった文章を保存する機能)もあるので、勉強しやすく重宝してます!

・安い

書店で輸入の洋書を買うと高くつきますが、kindleであればダウンロードなので、安いものは500円程度で洋書を購入できます。

・薄くて軽い

洋書は分厚くて重いものが多いのですが、kindleは薄くて軽いので便利。

・暗いところでも読める

kindleのディスプレイは目に優しく(本物の紙みたいな感じ)光るので夜、寝る前にも読みやすい。

僕はどちらかといえば、「本は紙で読むもの、、」という古いタイプの人間ですが、洋書を読むのに限ってはkindleを活用するのが良いと思います。

ちなみに”The Other Side of Midnight”  はかなり面白かったので、ついつい彼の他の作品を購入して読み始めてしまいました。

皆さんも是非、kindleで洋書を読んでみてくださいね!

考える力。を身につけよう

考える力。を身につけよう 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

こんにちは。シンカライナーの宇野です。

先日とある事に気付きました。

受験指導で赤本を解いて、答え合わせを一緒にした時のことです。

単語と文法は覚えているので文章は訳せているのですが、なぜだか悉く正解に繋がっていません。

これまでかなり勉強してきたはずで、それなりに実力がついて良い頃なのに。

不思議に思って、本人がどのようにその答えを選んでいるのか、

答えを選ぶ際の「判断の根拠」を尋ねてみると、、

大きな落とし穴があることに気付きました。

それは、、、、「思考が浅い」のです。

言い換えれば「なぜ、その答えを選ぶのか」という判断の根拠があいまいで、答えを選んだ「理由」をしっかり説明できない、あるいは「理由」が不足している状態なのです。

やはり英語という不慣れな言語で文章を読んでいるので、文章の前後関係を掴みづらいというのはあるでしょう。

しかし、単語や文法が理解できており、一文一文を訳せているのに問いの答えを見出せないのは、おそらく論理的に文の関係性を分析する力、そのものが弱いということです。

だから、短絡的な判断で答えを選んでしまうのです。

例えるなら、宝箱(正解)は海の底に沈んでいるけれど、そこまで深く潜れないから、浅瀬にある楽な答え(不正解)を選んでしまっている状態です。

では、深く潜れるようになるにはどうすればいいのか?

それには思考の訓練が必要です。

その基本は普段から「なぜ」を繰り返し考えることでしょう。

皆さんは、世界的大企業のトヨタが実践している「なぜを繰り返す思考法」を知っていますか。

トヨタでは何か問題が発生した時、五回「なぜ」を自問自答することを推奨されています。

それによって、ものごとの因果関係や、その裏にひそむ本当の原因を突きとめることができるからです。

さぁ、まとめましょう。

「思考が浅い」というのは、「なぜ」を考える力が弱いということです。

日々の生活の中から、「なぜ」を繰り返すように習慣づけることで、考える力を養いましょう。

知識というのはいわばレンガのようなものです。

それだけだと何にもなりません。

でも知識のレンガを積み重ねていけば、人は高みに上っていけます。

ではどうやって、そのレンガ(知識)を活用し、積み重ねていくのか?

ただ重ねるだけでは少し風が吹けば崩れてしまうし、高く積み上げていくこともできません。

だからレンガをしっかりと積み上げる道具(考える力)が必要なのです。

受験勉強はついつい知識の暗記になってしまいがちですが、同等にあるいはそれ以上に鍛えるべきことは「考える力」であり、それを身につけることで人は成長していけるのです。

今、気付けて良かったなと思います。

課題が見つかったので、あとは解決するだけ。まだまだ十分間に合います。

考える力を鍛えることで、まだ見たことのない景色を見に行きましょう!

それではまた!

海を渡り「世界」を見た日本人

海を渡り「世界」を見た日本人 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

On February 10, 1860, at the end of the Edo period, a ship left Japan to cross the Pacific.” 江戸時代末期の1860年2月10日、1隻の船が太平洋を横断するために日本を出発した、という文でこの文章は始まります。先日授業で読んだ長文問題の文章です。英文のレベルは公立・私立高校合格レベル。中学3年間の英語の授業で習ったことを押さえていれば、比較的平易な文章です。1時間の授業のなかで生徒といっしょにその文章を読み、内容を確認していったのですが、読みながらこの話の展開が気になりました。そういう出来事があったことを知らなかったし、ストーリー展開のあるものはどうしても先が読みたくなります。

 ”Before this voyage, in 1853, the Kurofune, or Black Ships, came to Japan. They wanted Japan to open its doors to the world. At that time, many people were afraid of the ships, but some people thought that Japan should learn more about world.” —この航海よりも前、1853年に黒船が日本にやってきた。彼らは日本が開国することを望んでいた。当時、多くの人々は黒船を恐れたが、日本は世界のことをもっと学ぶべきだと思う人々もいた。

 このテクスト全体を要約すると—。幕府によってアメリカへ派遣された日本船、それは長く困難な航海をするために十分な大きさの船ではなかったが、船に乗り込んだ人々はこの航海を成功させたいと思った。その船には日本人だけでなく、11人のアメリカ人も乗っていた。彼らは航海経験豊富な優れた船乗りたちだったが、日本人たちは彼らの助けを借りずに太平洋を横断できると信じていた。しかし航海は容易ではなかった。船はしばしば嵐に巻き込まれ、経験が乏しい日本人たちは悪天候で体調を崩し、船を操ることができなかった。ある日とても大きな嵐が来て、船を制御できない日本人にかわってアメリカ人の船員たちが操縦しはじめた。何人かの日本人が彼らに加わった。彼らの作業のおかげで船は嵐を抜け出した。これ以後、日本人とアメリカ人は協力しはじめ、以前よりも意思が通じ合うようになった。3月17日、彼らを乗せた船は無事にサンフランシスコに到着する。その船の名は咸臨丸といい、福沢諭吉やその他の若い日本人たちがその船に乗っていた。アメリカ滞在中に多くのことを学び、新しい思想を日本へ持ち帰った彼らは、明治時代に母国のために熱心に働いた。

 このエピソードに興味をもったわたしは、授業の後で、このテクストの題材となっている「咸臨丸」について簡単に調べてみました。1860年に日米修好通商条約の批准書を交換するために、遣米使節団一行がアメリカ軍艦ポーハタン号で太平洋を横断するのですが、この咸臨丸はポーハタン号の別船として出帆した船だったのですね。この咸臨丸の指揮官をつとめたのは勝海舟。福沢諭吉や、通訳としてジョン万次郎も乗船していました。この時福沢は25歳、艦長の従者としてアメリカの地へ赴くことになります。サンフランシスコではレセプションや宴会が行われ、彼らは熱烈な歓迎を受けたそうです。

 この航海の前、黒船の来航が日本の人々を驚かせた1853年にはこんな出来事もありました。一人の藩士が仲間とともに黒船に乗り込んで渡航を試みます。幕府の監視を逃れてこのようなことを試みるわけですから、これは密航となり、見つかってしまえば命の保証はありません。身の危険を冒してまでこのような行動に出た藩士の名は、吉田松陰です。この時彼も25歳。小舟で漕ぎ着け、乗り込もうとする彼は相手方に文書を託します。そこには「私たちは世界を見てみたい」という旨のことが書かれていたそうです。結局彼の願いは聞き入れられず、捕らえられ、投獄されてしまいます。しかしその後出獄した彼は故郷に戻って松下村塾という塾を開き、藩士の教育に力を注ぎます。この塾で若き日の高杉晋作や伊藤博文、山縣有朋らも学びました。

 咸臨丸でアメリカへの訪問から帰国した福沢は、その2年後に幕府の遣欧使節としてヨーロッパにも渡っています。ロンドンで開催されていた万国博覧会を視察した際には蒸気機関や電気機器、植字機に触れたり、ペテルブルクでは外科手術を見学したりしたそうです。また幕府から支給されたお金で大量の英書を買い込んで日本に持ち帰った彼は、病院や銀行、議会など、西洋の社会制度を紹介する著作を発表します。1868年、明治維新の年に福沢は、江戸に開かれていた蘭学塾を「慶応義塾」と名付け、教育活動に専念します。彼の教えには西洋社会に学んだことが大きく反映されています。彼の残した著書『学問ノススメ』の冒頭にある「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という言葉や、彼が唱えた自由や権利、男女平等の思想などは、西洋文明に触れ、その社会を形作る考え方から大きな影響を受けたことを物語っています。

 外国からやってきた、それまで見たこともない巨大な船は、当時の日本人の目には新奇なものとして映ったでしょう。時代は江戸から明治へと、日本という国が大きく変わっていく時期にあり、国の行く末を案じて多くの人たちが意見を対立させただろうと思います。しかし多くの若い日本人たちがその船の来航に心を動かされ、彼らの人生が新しい時代への展開と、開かれた世界に突き動かされていった姿を、このエピソードを通じて垣間見たような気がしました。

 時は経ち、後の時代に生きるわたしたちが置かれている状況も大きく変わりました。情報はすべての人に開かれ、海外にも自由に行き来することが可能になりました。技術が発展し、近代社会の基盤が整備され、国が豊かになった今、そこに生きる人々—わたしたち自身—の心を見つめてみると、時代がどんなに変わっても人は同じような悩みを抱え、先が見えない未来に向かって希望や不安を抱きながら生きているようにわたしには思えます。しかし「世界を見てみたい」と、危険を冒してまで外国の船に乗り込もうとしたり、外国で見たものやあたらしい考え方を、国の多くの人たちに伝えようとしたかつての若い日本人がいた。彼らの人生を辿ってみると、彼らのその熱量、情熱が、時代を動かしてきたのだと実感します。その思いは、現代に生きるわたしたちの心にも届きます。何かを知ろうとする原動力や、未来を切り拓いていく力はこの熱量にあるのではないかと思います。

(堀之内)

x ✖️ y = 〇 に隠されているもの

x ✖️ y = 〇 に隠されているもの 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

こんにちは、シンカライナーの宇野です。

今日とても面白い記事を読んだので共有したいと思います。

「一発屋」にはこれが足りん!紳助が残したメッセージ。

是非みなさんにも読んでいただければと思いますが、、、

ここで紹介されている考え方は、夢を叶えるための秘訣なんではないかと。。

島田紳助さんは記事の中で自身の仕事「お笑い」をテーマに話されていますが、

自分が好きなこと、仕事にしたいことなら何でも当てはまると思います。

今日はせっかくなので読んだ記事を自分なりにまとめてみますね!

 

方程式の表すもの

この方程式 x ✖️ y = 〇 では

xは自分の強みを表し、yは世の中の流れ、を表します。

〇は、夢や目標に向けて、今、自分がすべきことです。

では、xとyは何を表しているのか?

 

x=自分の強み

xは自分の長所、強み、戦力を表しています。

このxを知るためには自分の理想に近い人、憧れる人を何人も分析します。

そして自分にできそうなことと、できそうにないことを分けていきます。

すると「あ、これなら自分にもできそうだなぁ・・」ということが見つかるはずです。

それが「自分の強み」なのです。

 

y=世の中の流れ

yは世の中の流れを表しています。

yを知るには挑戦しようとしている分野について、

記録が残っている限り、少なくとも30年間分は調べます。

そして、時間と共に変わってきたこと、変わらないことの二つに分けて分析します。

そうすると、次にどんな流れがやってくるのか見えてきます。

 

まず、xとyを知ることが大切

やりたい事が見つからない人、

漠然と夢はあるけど、何をしたらいいか、わからない人、たくさんいると思います。

僕もこれまで何度もそういう経験があります。。

そういう場合はまず、xとyについて知ることが大事なんですね。

xとyがわかって、◯ =何をすべきか   を考える事ができます。

多くの人はxとyがわからない状態で◯ =何をすべきかを考えている、、だから

答えが出ないのですね

 

シンカライナーのロゴはX。

僕らの生徒が「自分のXを知ることができる場所」にしていこう、と改めて思いました。

皆さんも、是非トライしてみてください。

それでは!

教育が鍵を握っている。「地球が壊れる前に」を観て。。

教育が鍵を握っている。「地球が壊れる前に」を観て。。 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

こんにちは!シンカライナーの宇野です。

今日は日曜日、現在ナショナルジオグラフィックで公開されている「地球が壊れる前に/Before the flood」を見ました。

(11月8日まで無料公開されています。)

国連平和大使を務めるレオナルド・ディカプリオによるドキュメンタリー映画となっており、

「地球温暖化とは何か、またその影響で、今地球で何が起こっているのか。何が問題なのか。」を学ぶことができます。

 

北極や南極、グリーンランドの氷が溶け、熱帯雨林が燃やされ続け、結果として地球が壊れ始めてること、、

ニュースやテレビでは見たことがあるけれど、実際に目にできるわけではないですし、日々の生活が忙しく「それどころじゃない!」というのが本音の人は多いと思います。

しかし最近は日々の生活の中にも、火山活動の活発化、地震、台風、暖冬、気候変動の影響が現れるようになってきました。

何かがおかしい。。このまま行くと、どうなってしまうんだろう。

そんな漠然とした不安を抱き始めた人も多いのではないでしょうか。

 

映画に託されたメッセージは、「まだわずかに希望はある。でも残された時間はそれほどない。」ということ。

人々の考え方や生活を変えていくには、教育が鍵を握っていると思います。

僕自身も教育に携わるものとして「今、世の中にどんな教育が必要とされているのか」

言い換えれば「僕らは何を伝えるべきなのか」「僕ら自身が何をすべきなのか」ということを日々考えています。

地球規模の問題だとしても、一人一人の人間が日々の生活の中でその問題に取り組んでいくことは、価値があると思うからです。

 

このドキュメンタリーを観て、シンカライナーでも、

まずは「世界の現状に目を向ける教育プログラム」を作ろうと思いました。

まずは足元、できるところからですね。それではまた!

「全身全霊、直球勝負!」

「全身全霊、直球勝負!」 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

こんにちは、シンカライナーの宇野です。

先日とある生徒の面談をしました。

その生徒はすでに将来の夢を明確に持っていて、大学合格は夢の実現のための、一つの通過点として捉えています。

将来の不安や周囲の声に惑わされずに、真正面から夢に向き合えば、その夢は大きな引力を持ち始めます。

その夢さえあれば、これからどんな課題とぶつかり、失敗を繰り返したとしても、きっと近づいていけるでしょう。

 

進路選択に悩む受験生を見ていると、自分が受験生だった頃を思い出します。

僕自身は10代の頃、夢にまっすぐに向かって生きていたかというと、、、全然そんなことはありませんでした。

ちょっと憧れを抱いても、その世界に飛び込むのが怖くて飛べなかったり、、

本当にやりたいことには手をつけずに、色々な分野のことを味見したり、、

片足だけ突っ込んでいるうちに、、、将来何がしたいかよくわからくなっていたタイプです(笑)

 

でもそんな風に10代を過ごしている学生は世の中にたくさんいると思います。

 

過去の自分も含めて、そんな人たちに言いたいことは一つ。

好きなこと、やりがいを感じられること、というのは追いかけ続けていればちゃんと仕事につながっていくということです。

 

だから「始めるには遅すぎる」「自分には才能がない」「お金を稼げるかどうか」といった不安に負けず、、

周りがなんと言おうと、あるいは世間的な常識に反していようと、挑戦してほしいなと思います。

 

若者には、いくらリスクを取って失敗したとしても、何度でも挑戦できる特権があるのです。

むしろ、好きなことに手をつけないまま歳を取ってしまうことのほうが大きなリスクだと言えるでしょう。

 

「全身全霊、直球勝負!」

憧れの気持ちを強く抱けたなら、そこから逃げずに自分の夢とまっすぐに向き合い、一歩踏み出してほしいなと思います。

早起き(憧れ)はどれぐらい得なのか?

早起き(憧れ)はどれぐらい得なのか? 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

おはようございます。シンカライナーの宇野です。

このブログを書いているのが朝6時前ということで、今日は早起きについて書いてみたいと思います。

僕自身、早起きは大の苦手でした。高校時代は毎朝7時半に叩き起こされて、そのまま7時40分に家を出て、全速力で自転車を漕いでいた人間なので、、、何も偉そうなことは言えません。

今でも生活リズムの作れていない生徒に「早寝・早起きしたほうがいいよ」と口ではいうものの、自分が出来ていなかったことを押し付けるようで申し訳ない気がしています(笑)

それに今日はたまたま早く目が覚めたのでこんなブログを書いていますが、いつもは割と好きなだけ寝ています(笑)

そんな僕が何故、早起きに「こだわる」のか。あるいは憧れているのか。

何故かというと、僕が憧れている人、優秀だなと思う人、身の回りで成功している人の9割以上が早起きの習慣を身につけているからです。

例えば個人的にお世話になっている上場企業の会長は若い頃から、何時に寝ても、必ず5時に起きるようにしてきたそうですし、作家の村上春樹は、完全に朝型で夜早く寝て朝3時から小説を書くというスタイルを彼が小説を書き始めたころから取っています。ちなみにシンカライナーの講師陣たちにも聞いてみると高校時代は夜11時には寝て朝5時、6時に起きるという生活リズムを作っていた人が多いようです。

「早起きは三文の徳」という言葉は誰でも知っていると思いますが、一応検索してみると「朝早く起きれば、健康にも良いし、それだけ仕事や勉強がはかどったりするので得をするということ。」という定義が出てきました。ちなみに3文というのは「僅かなお金」ですが、これも毎日積み重なると大きいですよね。

では何故、そんなに早起きがお得なのか。僕なりに理由を考えてみました。

1. 自分の時間を確保できるため、集中力がアップする。

個人的にはこのメリットが一番大きいです。まだ誰も起きていない時間に活動すれば、電話もこないし、 LINEもSNSも気にならない、誰にも邪魔されない時間を過ごせる。気がつけばスマホをいじってしまう中毒症状が出ている人も少なくないかと思いますが、朝であればシャットダウンしやすいかもしれませんね。

2. 1日の過ごし方を考える余裕が生まれる

朝起きて、たった15分でも、その日の過ごし方を考えるだけで、その日すべきことをかなり効率的に進めることができます。仮に朝計画をしっかりと立てて、1日の時間の無駄を1時間、削減できることができたなら?1日の価値が上がりますし、結果として自由な時間も確保できる。時間に追われるストレスからも解放されます。余談ですが、早起きすると心理的に余裕があるせいか1日が長く、時間がゆっくりと進んでいるような気がします。

3.朝は頭がスッキリと冴えている

体感的なことなので個人差はあると思いますが、僕は午前中のほうが頭が冴えています。当然ですが頭が冴えているかどうか、というのは仕事や勉強に大きな影響がでますよね。同じ時間をかけても得られるリターンが違うのです。ちなみに勉強においても午前中は数学のように論理的思考能力やヒラメキが重要な科目に向いていて、就寝前は暗記系をひたすら覚えるほうが良いなど、脳が最も効率的に働く機能が時間帯によって違います。

4. 朝は未来のことが見通しやすい

これは昔、友人の東大卒スーパーサラリーマンが教えてくれたことなのですが、彼は朝に将来のことを考えるようにして、夜に一日の振り返り(反省と次の日の準備)をしているそうです。確かに夜中に将来のことを考えると眠れなくなりそうですが、朝であれば気持ちも前向きになりそうですよね。この時期、将来の不安や悩みを抱えている受験生は多いかもしれませんが、午後9時以降は考えないと決めて、さっさとお風呂に入って寝てしまうのが吉かもしれません。

5. だらだらと夜更かしをしなくなる

早起きする!と決めても、睡眠不足になってしまえば早起きは続きません。だから必然的に早寝する必要が出てきます。先ほどの村上春樹の場合は、夜9時ぐらいには寝てしまいたいから飲み会には行かない、みたいなことをどこかで読んだ気がします。疲れ切った体で夜中までだらだらと起きているより早く寝て1時間でも自分のやりたいことができるほうが幸せだと思えたら、夜更かしは減って健康にも良さそうですね。ちなみに早起きして日中眠たくなってしまうのであれば、昼休みにカフェインを摂取してから、15分ほど昼寝すると良いですよ。

さぁ、パッと思いつく限りで早起きのメリットを挙げてみました。人生(時間)というものは有限ですし、この世の中で最も価値があるものの一つだと思います。自分のためにも、他人のためにも、その時間をいかに有効に使えるか、使い方を知っているか、ということが日々の充足感、夢の実現化に繋がるのかもしれませんね。

以上、(自戒の念も込めて)早起きに関する考察でした。

それでは、また!

限られた時間を有効に活用するために

限られた時間を有効に活用するために 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

こんにちは。シンカライナーの宇野です。

今日は日曜日。

おそらく塾生、特に受験生たちは今日も勉強していると思いますが、、

休みの日にはまとまった時間を取れるので僕も勉強をします。

今日はこんな本を読んでいました。

鬼速PDCA 冨田和成

この本を読んだ目的は二つです。

一つは行動の時間効率を上げるため。受験時期が近づいてきたことで、いよいよ時間を意識せざるを得なくなりもっと効率よく時間を使えないものか、と考えたこと。

もう一つは、行動(人生)の精度を上げるため。最近ふとしたことから「人生はいつ何があるかわからない、だから常に精一杯の努力をしていたい、、」と改めて思ったのですが、、、同じ努力をするのであれば、自分が掲げるゴールやその道のり、手段についてしっかりと考えておきたいと思ったからです。

そんな時に偶然この本を見つけたので読んでみました。

PDCAというのは、とても有名なのでご存知の方も多いかと思います。

PLAN(計画) DO(行動) CHECK(検証) ACTION(改善) のことで、プロジェクトを進行する際に用いられる思考法の一つです。(本書では冨田氏のオリジナルで、PLAN(計画) DO(行動) CHECK(検証) ADJUST(調整)とされています。)

PDCAはゴールごとに設定できることがポイントです。将来医者になる、大学受験に合格する、定期テストで90点を取る、部活でレギュラーを取る、恋人を作る、どんなことにだって使えてしまいます。

例えば受験勉強で言えば、自分の将来像から志望校や学部を決め、合格するために必要なゴールを洗い出します。受験生は科目が多いので、科目ごとにPDCAを考えると良いかもしれません。

例えばセンター英語で9割を取ることを、一つのゴールと設定したとします。

PLAN(計画) では、センター英語9割を取るために、自分に足りない力(課題)を考えていきます。長文読解のスピードが遅い、単語力が足りない、文章を正確に読めないなどの課題が見えてきたら、次に解決策を考えます。やっておきたい英語長文700までを全て3周する、シス単を全て覚える、リスニングを強化する、高校英文法の範囲を頻出英文法語法を3周する、など有効に思えるもの、優先順位の高いものから選んでいきます。

次にDO(行動)では、その目標を達成するための解決策をより具体的な行動に落とし込み、日々の学習を行っていきます。ここでポイントは「いつまでに」という期限を決めて、逆算して日々の学習行動を決めることです。1日3ページ進めようとか、単語は毎日同じ単語100を一週間かけて覚えるようにしようとか、なるべく具体的に数字で示します。

CHECK(検証)では、学習が計画通り実施できたかどうかの達成率、また目標(サブゴール)に対する達成率も確認します例えば1日3ページのはずが1ページしか進めていなければ、学習行動の達成率は1/3になりますし、過去問を解いてみて6割しか取れなければ目標の達成率は2/3になります。時と場合によりますが、学習行動のチェックを3日一回程度、目標達成のチェックを3週間に一回程度行うと良いのではないかと思います。

ADJUST(調整)/ ACTION(改善)は、検証した結果を踏まえて行動を変えていきます。例えばうまく単語の学習時間を取れないのであれば、就寝前に必ず覚えるようベッドに覚える単語のリストを書き出して置いておく、などです。達成できなかったことだけでなく、うまく達成できていることにも注目して、そのやり方が他の学習にも応用できないかどうかを考えることも大切です。

・・・さて、このようにシンカライナーでも、学習を進めていく上でPDCAを活用しているのですが、このPDCAというのは頭では理解していても、なかなか実行するのは難しいものなのです。

例えば計画を立てても、行動が伴わなかったり、検証を怠ったり、改善するに至らなかったりと様々なハードルがあります。しかし「勉強が出来る人」というのはこのPDCAをしっかり回せている人のことなのです。

事実、シンカライナーの講師陣は高校生の頃からPDCAという言葉を知らなくとも、この習慣を身につけている人ばかりです。

この本を読み終えてみて、改めてPDCAの価値を再認識しました。圧倒的な成長スピードを身につけることは、受験合格に近づくことはいうまでもありませんが、それだけでなく、必ず自己実現の達成に貢献し、人生を充実したものにしてくれるのではないかと思います。

僕自身のPDCAスキルもまだまだ成長段階なので生徒たちと同時並行になりますが、シンカライナーの生徒たちが実施する学習PDCAシステムの中にも改善点を幾つか発見したので、早速明日から導入していきたいと思います。

それでは、また!

できないのは講師のせい

できないのは講師のせい 150 150 東大生が教える個別指導塾【シンカライナー】東京・高田馬場

こんにちは。シンカライナーの宇野です。

今日のテーマは「できないのは講師のせい。」ということ。

大学1年生の時に塾のお仕事を始めてから、早いものでもう10年。

主に英語を担当しているのですが、

一定の時間をかければ生徒の成績は必ず伸ばせるものだと思っています。

もし成績が伸ばせないのなら、それは講師の教え方のせいでしょう。

教える際によくやってしまいがちなミスは、

一方的に生徒に教えるだけ教えて、その後、確認しないことです。

どんな生徒でも先生から色々と説教されるのは嫌なので、

こちらが何か伝えれば、とりあえず、「はい」と返事をします。

「理解できた?」「はい」

「宿題やってきてね」「はい」

「今度のテスト勉強、頑張りなよ」「はい」

行動分析学的に言えば「はい」という返事は「嫌子消失によって強化」されていますが、「勉強するという行動」は全く強化されていません。

とりあえず「お説教」を回避できるので「はい」と良い返事をしてくれているだけなのです(笑)

本当に理解できていたり、宿題をやったり、努力する子は、伝えるべきことを伝えれば、1を知って10を知るように伸びていきますが、それは稀なケースです。

成績の伸びない子の場合において、「はい」という返事をしただけで、結局やるべきことの半分ほどしかできていないケースが多々あります。

そして、生徒がやってこなくとも、講師の立場としては伝えるべきことは伝えているので、それは「自分のせいじゃない」ですよと、、という人もいます。。

いやいや、でもそれはやっぱり伝えっぱなしにしている講師のせいだと思うのです。

では、このようなケース、どうしたらいいのでしょう?

具体的に幾つか対策があります。

・やるべきことは書面で伝える
宿題や勉強内容などは、書面でしっかりと伝えるかメモをさせ、記録することで生徒は「知らなかった」と言い訳できなくなります。

・すぐに確認する
理解できているか、については生徒に説明させることですぐに確認をとります。そして理解できていたらしっかりと認めてあげます。

宿題やテスト勉強などは、その場で取り組みかかるのを見届ければ一番ですが、そうでない場合は授業後に自習して終わらせるように、○月○日に来て取り組むように、来週までに提出するように、などいつどこでやるか、具体的に取組みのスケジュールと期限を決めることで対応します。

・確認テストをする
確認テストをすることは、最も効果的です。理解度を数字で見せることによって、講師にも生徒にも現況を把握させやすくします。理解できているつもりが出来ていない!はとてもよくあることなのです。

・理解すると、勉強すると、「いいこと」がある環境を作る
(再び)行動分析学的に言えば、好子出現による強化、ということを行います。生徒が理解できたら、宿題をやってきたら、テストで点を取れたら「いいこと」を提供する。しっかりと褒めることやスタンプを押すこと、お菓子をあげるなど、わかりやすく外的な好子を提供することもできますし、生徒自身の「わかった!」という嬉しい感情が、内的な好子になり行動が強化されることもあります。

おそらく勉強ができないと悩んでいる生徒の学習行動は、講師が上記をしっかりと実行するだけで、劇的に改善できるはずです。

だから「できないのは講師のせい」だと思うのです。

もちろん実際に成績が伸びには少し時間がかかりますが、、3ヶ月〜半年あれば、生徒の学習行動を変え、成績を上げ、勉強が楽しい!と思えるサイクルを作ることができると思います。

勉強ができない!というのは単なる思い込みで、「勉強は絶対にできるようになる」ので、是非シンカライナーで一緒に解決していきましょう!